News

大阪公立大学 南部陽一郎物理学研究所/大学院理学研究科の竹内 宏光 准教授らの研究グループは、韓国科学技術院(KAIST)のJae-yoon Choi(ジェユン・チョイ) 准教授らの研究グループと共同で、ケルビン・ヘルムホルツ不安定性(KHI)と呼ばれる、流体の流れに関する物理現象の量子版(量子KHI)の観測に、世界で初めて成功しました。また、本研究で観測した量子KHIの界面から生じた渦が、202 ...
このたび、「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」に関し、文部科学省より「研究奨励費(生活費相当額)支援の対象は日本人学生に限定する」との方針が示されました。これを受けて、本事業の実施主体であるJSTとして、補足的なご説明を申し上げます。
NIMSは、名古屋大学・東京大学との共同研究により、金属や半導体に熱流、電流、磁場を互いに直交する方向に印加すると吸熱や発熱が発生する現象「横型トムソン効果」を観測することに世界で初めて成功しました。本研究により、熱・電気・磁気変換現象に関する物理および物質・材料科学 ...
令和6年度における当機構職員に対する懲戒処分の状況について、以下のとおり公表します。
ポイント 携帯型心電計で計測される単一誘導心電図を用いて、心不全を検出する人工知能(AI)システムを開発しました。 心電図データから、AIにより心不全の重症度を数値化する独自の指標を構築しました。 本AIモデルを用いることで、自宅での心不全の悪化を早期に発見し、迅速な医療対応 ...
The Japan Science and Technology Agency (JST) announced the new projects provisionally selected for the Fiscal Year 2025 Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development ...
プラスチックや有機半導体など高機能有機材料の特性を精緻に制御するには、材料内部の微細構造を分子レベルで解明することが不可欠です。しかし、これまで有機材料中の化学結合や分子の位置を分子レベルで特定できる技術がありませんでした。 東北大学 多元物質科学研究所の陣内 浩司 ...
遺伝子の増幅は、生物の進化を駆動してきたのみならず、さまざまな疾患にも関与することが明らかになりつつあります。しかし、近年の目覚ましいゲノム編集技術の発展にもかかわらず、ゲノム上で遺伝子のコピー数を高度に増幅させることはできませんでした。 本研究は、遺伝子が縦列に ...
NIMSは、東京大学・名古屋大学との共同研究により、横型熱電変換性能の極めて高い新材料「熱電永久磁石」を開発し、熱電モジュールにおいて室温付近で電力密度56.7ミリワット/平方センチメートルの横型熱電発電を達成しました。
科学技術振興機構(JST、理事長 橋本 和仁)と工業所有権情報・研修館(INPIT、理事長 渡辺 治)は、令和7年3月3日に「産学官連携に関する業務連携・協力に関する協定書」を締結しました。 今後は、JSTが実施する産学官連携やスタートアップ創出に関する支援と、INPITが実施する知的財産に ...
大阪大学 大学院薬学研究科 大学院生の金田 侑樹さん(博士後期課程)、大阪大学 ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)のLu Yonggang特任准教授、大阪大学 微生物病研究所の宮田 治彦 准教授、伊川 正人 教授らの研究グループは、TEX38/ZDHHC19たんぱく質複合体が精子の形成を制御 ...
研究グループは、新規の教師なし深層学習デノイズ法により観測系の感度を向上させ、最小直径30~40ナノメートルの微粒子を、1秒間に10万個以上という高スループットで観測可能な「Deep Nanometry(DNM)」を開発しました。