豊田合成が王者の意地を見せた。前半終了時点で１４―１５とリードを許していたものの、後半に逆転して初代王者に。日本リーグ時代を含めて５連覇となり、田中監督は「しっかりトレーニングを積んできたからここに立てる。選手に敬意を表したい」と顔をほころばせた。

明治安田Ｊ２リーグは１５日、各地で第１９節の９試合が行われ、千葉は徳島と３―３で引き分けた。千葉は勝ち点３８で水戸と並んだが、得失点差で首位を守った。大宮は長崎とドローに終わり、勝ち点３６で３位。 ４位の仙台は山形を退けた。磐田は愛媛を下して７戦負けなし。 2024年卒の学生の皆様を対象にビジネス職の1Dayインターンシップを開催します。 現役社員と一緒に報道機関のビジネスを疑似体験しませんか？

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エース桜井頼のこん身の直球に、最後の打者のバットが空を切る。歓喜の東北福祉大ナインがマウンドに集まり、人さし指を天に掲げた。山路監督は「ここまで来られるとは思わなかった。本当によくやってくれた」と選手をねぎらった。

２―２の延長十二回１死一、三塁の好機。三木監督は２安打していた中島に代え、黒川を送り出した。「彼の勝負強さに託した」。二塁へのゴロは好捕されたが、三走の宗山が頭から本塁に生還。内野安打となり、歓喜の輪が広がった。